まるとANAの旅事情

ANA上級会員に憧れて大学生時代にプラチナ&SFCホルダーに。修行5年目の経験を活かしてみなさんの修行活動をアシストするお役立ち情報を発信していきます。

【基礎解説】ANAの海外発券ってなに?SFC修行に人気な理由やその仕組みをズバッと解説!

f:id:kanamalu:20170925001010j:plain

近年、ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得するためのSFC修行やダイヤモンドステータスを取得・継続するためのDIA修行において海外発券という手法が流行していますね。

 

僕自身は4年ほど前に先輩ブログの記事を読んで「すごいな〜」「海外発券なんて難しそうだな(汗)」「毎年何回も海外行かないと行けないのか〜」なんて思いながら、その方の記事を羨ましくも自分にはできないと思って読んでいました。

 

しかし今の時代はSFC修行経験者のブログがたくさんありますし、海外発券自体のハードルが下がっているのでだいぶ実践しやすくなっているかと思います。

 

すべての修行僧に向いている発券手法ではありませんが、この記事ではANAの海外発券について基本的な仕組み、発券方法、注意事項などを解説していきますから、もし利用する機会があれば是非参考にしてみてください。

 

なおSFC修行についてまだよく分かっていないよ!という方は次の記事を読んでからのほうが良いかもしれません。

www.kanamalu.com

 

そもそも海外発券とは

そもそも海外発券とは何でしょうか?

海外発券とは "海外" から出発する "チケット" のこと、及びそのチケットを発券する行為のことです。図にすると、こんな感じです。

f:id:kanamalu:20170629215618p:plain

パターン1、パターン2 と書き分けましたが、どちらも海外発券です。シンガポールやクアラルンプールなど"海外" から出発する "チケット"だからですね。

 

違うのは目的地で、パターン1では日本が目的地ですが、パターン2では第三国が目的地になっています。ふだん私達が購入しているの日本から出発して日本に帰ってくるチケットを "日本発券" と呼ぶとすると、海外発券では日本だけが目的地にならない点が面白いですね。

 

海外発券を選ぶ理由は?

さて、海外発券がどんなチケットなのか理解したところで、なぜ海外発券を選ぶ修行僧が増えているのでしょうか。主なメリットは次の3つが挙げられます。

  1. 予約変更可能な運賃が安い
  2. アップグレード対象運賃が安い
  3. PP単価が安い

みなさんも海外発券というキーワードに惹かれたのはこのあたりが理由ではないでしょうか?以下、それぞれのメリットを深掘りしてみたいと思います。 

1. 予約変更可能な運賃が安い

既に痛感されている方もいらっしゃるかもしれませんが、修行で利用する日本発券のチケットは予約変更ができない安いチケットが多く、急な仕事の都合や病気等でやむを得ず搭乗を断念せざるを得ない状況になることもあります。

 

つまり予約変更可能運賃であれば、そういった事態でも無料または少額の手数料で日付や便を変更することができ、安心して予約することができる、ということです。

 

当ブログで紹介しているメイン修行路線のSINタッチ、SYDタッチも予約変更不可運賃となっています。

www.kanamalu.com

SFC修行におすすめな土日完結SINタッチ!最短0泊も選べる6プラン - まるとANAの旅事情

SFC修行におすすめな週末完結シドニータッチ!25,000PP獲得できる全5プラン - まるとANAの旅事情

 

特に海外発券の場合、 日本 → 海外 → 日本 という動きではなく、 海外 → 日本 → 海外 や 海外 → (日本) → 海外 → (日本) → 海外 という動きになるため、往路か復路のどちらかで日本でストップオーバーをして、1つのチケットを長期間にわたって保持することになります。

 

海外発券で便利なストップオーバー(途中降機)

ストップオーバー(途中降機)とは、あるチケットの出発地から目的地までの間に途中で降機してどこかに立ち寄ることを示します。ただし乗継と違い、その場所で24時間以上滞在することを意味します。

 

簡単にイメージ図に落とし込むと、次のとおりです。ストップオーバーは S/O とも書かれ、この赤い吹き出しの部分でストップオーバー、つまりは一旦旅行を中断、もしくはその土地に暫くの期間滞在することが可能です。なお今回は日本でストップオーバーするので、自宅に帰って普段通りの生活をするという意味合いが強いです。

f:id:kanamalu:20170630003847p:plain

また上記パターン1なら羽田に帰ってきた後、第2旅程の羽田〜石垣〜羽田〜シンガポールと飛ぶまでに約2ヶ月の空白期間があります。この期間に「第2旅程の都合が悪くなって日付を変更したい!」ということが起こったりします。

 

海外発券では日本(居住地)でのストップオーバーは一般的ですので、予約変更が無料または少額の手数料でできることは非常に大きなポイントです。

 

2. アップグレード対象運賃が安い

まずはANAの予約クラス一覧を見てみましょう。

座席クラス 予約クラス 積算率 搭乗ポイント
ファーストクラス F/A 150% 400P
ビジネスクラス J 150%
C/D/Z 125%
P 70%
プレミアムエコノミー G/E 100%
エコノミークラス Y/B/M 100%
U/H/Q 70% 0P
V/W/S/T 50%
L/K 30%

赤字の予約クラスがアップグレード対象運賃です。※が付いているHクラスは、海外発旅程の場合はアップグレード対象運賃ですが日本発旅程では対象外です。

 

海外発券では、

  1. 一つ下の予約クラスからアップグレードできる
  2. 出発地の物価が反映されている
  3. 成田/羽田をハブとする乗り継ぎ客強化のためチケットが安価

この3点が総じてアップグレード対象運賃が安く販売されているというメリットを生んでいます。

 

ではここでアップグレード対象運賃がどのくらい日本発と海外発で違うのか、2つの区間の参考例を使って調べてみましょう。

パターン1)日本〜シンガポール区間

■日本発券

往復約17万円〜

f:id:kanamalu:20170630020156p:plain

f:id:kanamalu:20170630020550p:plain

■シンガポール発券

往復約10万円〜

f:id:kanamalu:20170630020210p:plain

f:id:kanamalu:20170630020603p:plain

このように、同じアップグレード対象運賃でも約7万円の差額がありました。もともと運賃総額としては安価な東南アジア路線でこれだけの差額があるのですから、大きなメリットと言えますね。

f:id:kanamalu:20170630154021p:plain

 

もう少し長距離路線で調べてみると、こんなルートでもお得です。

パターン2)日本〜パリ(ヨーロッパ)

■日本発券

往復約30万円〜

f:id:kanamalu:20170630152456p:plain

f:id:kanamalu:20170630152509p:plain

■ソウル発券

往復約22万円〜

f:id:kanamalu:20170630152618p:plain

f:id:kanamalu:20170630152620p:plain

こちらは 約8万円の差額です。

一旦韓国のソウルまで飛ぶ必要がありますが、韓国旅行 + ヨーロッパ旅行 と一度に二度味わえる...と思えば安くてビジネスクラスにもアップグレードできるこの運賃は日本発券と比べてとても魅力的ですね。

f:id:kanamalu:20170630153505p:plain

なお当然ながら 羽田〜パリ 区間だけでなく 羽田〜ソウル もアップグレード可能です。実際は2時間ちょっとのフライトなのでアップグレードする必要はないかと思いますが、やろうと思えば全区間ビジネスクラスも可能です。

 

また最後の韓国行きの便で韓国に戻ってまた別の韓国発券につなげても良いですし、適当なLCCで帰国してもOKです。

 

なおマイルを使ったアップグレードについての詳細は下記記事でご確認ください。 

www.kanamalu.com

 

3. PP単価が安い 

最後はやはり修行僧の多くが記にする PP単価の良さではないでしょうか。 

各路線のPP単価については後日それぞれ記事をアップしますのでそちらを見ていただければと思いますが、総じてPP単価はお得と言えるでしょう。

 

個人的にはPP単価の良さ、には大きく分けて2つの意味・理解があると思います。

  1. 絶対的に安い
  2. 相対的に安い

まず、次のような発券ではPP単価が絶対的に安いと言えますね。PP単価が5円台なのでそこそこ良い方かと思います。

 

■クアラルンプール発 石垣行き(予約クラスS)

f:id:kanamalu:20170630155156p:plain

獲得PP 9,902PP 費用 55,220円 PP単価 約5.6円/PP

 

■クアラルンプール発 福岡行き(予約クラスS)

f:id:kanamalu:20170630155200p:plain

獲得PP 7,274PP 費用 42,120円 PP単価 約5.8円/PP

 

そして次に相対的に安いチケットは次のようなものです。

f:id:kanamalu:20170630160531p:plain

獲得PP 28,576PP 費用 259,400円 PP単価 約9.1円/PP

PP単価は約9円と比較的ありふれた数字ですが、東京〜シドニーと東京〜パリそれぞれ1往復がセットで約26万円ですので、とてもお買い得...ですね。

 

もちろんアップグレード対象運賃の予約クラスMなので、全区間ともビジネスクラスへのアップグレードが可能です。またマイル積算率は100%なので、ダイヤモンドステータス保有者だとフライト4回で5万マイル弱も獲得することができます。

 

ここまでくるとSFC修行僧向けというよりは、プラチナ・ダイヤモンドステータスを毎年継続する方たちやライフタイムマイル修行の方向けだと思いますが、PP単価には絶対的に安い...と、相対的に安い...の2タイプがあるかな?と思います。

 

海外発券の難しいところ

ここまで海外発券のメリットをお伝えしてきましたが、その特殊性故にデメリットとまで行かずとも"難しいところ"と言えることがあります。それは次の2点です。

  1. 出発地までの片道航空券を手配する必要がある
  2. いつかはチケットのループを閉める必要がある

 

1. 出発地までの片道航空券を手配する必要がある

例えばシンガポール発券をするのであれば、まずシンガポール発券の第一区間である「シンガポール〜東京」に乗るため、シンガポールまで行くチケットを手配する必要があります。最近の修行僧は "赴任" と表現したりします。

 

(例)シンガポール赴任 = シンガポール発券するためにシンガポールに行くこと

 

さて、ANAの海外発券をするとき出発地にANAで赴任することは難しいです。

理由として、ANAでは片道の国際線特典航空券が発券できないため、有償の高い片道航空券を発券するか、別の航空会社のチケットで片道航空券を購入するか特典航空券を発券する必要があるからです。

 

わざわざ有償の高いチケットで赴任していては海外発券の意味が薄れてしまうので、まず選択肢にはなりません。よくあるパターンとしては、

  • JAL 片道特典航空券
  • LCC 片道有償航空券
  • スターアライアンス提携航空会社の片道有償航空券
  •          〃        特典航空券
  • デルタ航空スカイマイル提携航空会社の片道特典航空券

が挙げられます。

 

JAL 片道特典航空券

同じ日系のJALさんは片道の特典航空券が発券できるので、JAL修行をしていてマイルがあるよ!ポイントサイトでマイルを買って行く!という方は、これが一番楽かもしれません。安心の日系です。

JALマイレージバンク - JAL国際線特典航空券:ご利用条件(片道でのご利用)

 

LCC 片道有償航空券

海外発券の主要な出発地になりうる東アジア、東南アジアと日本の間にはたくさんのLCCが就航しています。ソウルならPeach、香港なら香港エクスプレス、クアラルンプールならエアアジアXなどなど。直行便がかなり安価に買えるほか、セールなども駆使するとかなり激安予算で赴任することができます。

 

スターアライアンス提携航空会社の片道有償航空券

スターアライアンス加盟航空会社でもお安く片道航空券を購入できるところはいくつかあります。まず1番に思いつくのは、エアチャイナです。エアチャイナのビジネスクラスで赴任すると、比較的お得かつ楽楽赴任することができます。

 

検索はKayakなどを使うとわかりやすいと思います。おすすめです。

www.kayak.co.jp

 

スターアライアンス提携航空会社の片道特典航空券

スターアライアンス加盟のアシアナ航空、シンガポール航空など、赴任地のフラッグキャリアが提供する片道特典航空券を利用するというのも面白いですね。特にアメックスを始めとするいろいろな航空会社へマイレージを積算できる方は、これが赴任を楽しくするきっかけになると思います。

 

また赴任地にもよりますが、個人的にはユナイテッド航空の片道航空券もおすすめです。ユナイテッド航空の特典航空券というとANAの国内線を発券するのに利用している方が多いかと思いますが、当然ながらアジア圏の国際線も発券できます。

https://www.united.com/ual/ja/jp/flight-search/book-a-flight/redeemmiles

 

僕も次の赴任地では、UAマイルを使ったファースト/ビジネス特典航空券でぐるぐるアジアを回って赴任しようかな、と思っています。ただ、先日のリリースにより今年の冬ダイヤからシンガポール路線ファーストクラスが廃止される可能性があるため、ファーストクラス周遊は少しハードルが高くなりそうです。

f:id:kanamalu:20170630174122p:plain

 

デルタ航空スカイマイル提携航空会社の片道特典航空券

当ブログではあまり紹介していませんでしたが、デルタ航空のマイルを貯めている方も多いと思います。それは、ニッポン500というキャンペーンが毎年開催されているからですね。国内線チケット1枚=500マイルと加算されていくので、結構溜まります。

www.bousaid.com

 

デルタ航空でこのようにマイルを貯めている方は、費用をかけずに貯めたマイルを放出して赴任することもできるでしょう。東京〜ソウルなど、短い区間であればエコノミークラスは7,500マイルあれば乗ることができます。

 

ビジネスクラスでも15,000マイルなので、大韓航空のビジネスクラスに乗ってビビンバを食べながら赴任...とかも良さそうですね。

 

スポンサーリンク

 

 

組み合わせ技(遊び)

その他スターアライアンスに加盟はしていませんがANAと提携しているベトナム航空なども手軽な価格でビジネスクラスを販売していたりします。日本発ではないので、東京〜ソウル〜クアラルンプール、となりますが結構良さそうです。

f:id:kanamalu:20170630173913p:plain

ソウルまでは先程書いた大韓航空のビジネスクラスなんかで行けると楽しいですね。

 

2. いつかはチケットのループを閉める必要がある

次に、いつかは海外発券を閉じる必要があるという点です。

毎年継続する方は今すぐ考える必要はありませんが、1年間だけプレミアムポイントを集めるSFC修行僧は、最終的に日本へ帰ってくる(チケット的にも、自分自身も)必要があるため、海外発券の終わりを考えておきましょう。

 

1番心配が少ないのは、1. で書いたような片道航空券を発券するのではなく、ANAの国際線特典航空券で復路を適当な日付またはオープン発券にしておくことで、1年以内に復路の特典航空券で帰ってくる、と決めることです。

 

特典航空券は往路の出発日から1年間有効ですので、1年以内に赴任地から帰ってくる(=海外発券を終える)予定なら問題なく活用できます。例えば、7月14日に赴任して、年末の12月29日に帰ってくる...などです。

f:id:kanamalu:20170630175642p:plain

ただ海外旅に慣れている方やしばらく帰任するつもりが無い方は、片道航空券を赴任時・帰任時にそれぞれ買えばいいので、そこまで心配する必要はないかと思います。

 

海外発券おすすめルート

それでは、実際にどこの国を出発地/目的地とする海外発券チケットがおすすめなのか、順次記事を追加してご紹介していきます。

クアラルンプール発券

①北米(アメリカ・カナダ方面)方面

www.kanamalu.com

②日本(羽田・他国内空港)方面

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

 

※順次記事を追加予定です。

 

肝心の発券方法は?

さて、海外発券がどんなチケットなのか理解したところで実際にチケットを購入する方法を知っておきましょう。意外と簡単なのでびっくりすると思いますよ!

 

出発地に海外、到着地に日本または第三国(日本および出発国以外の国や地域)を選んで、出発日(往路)と現地出発日(復路)の日付を選択するだけでOKです。

(例) 出発地:シンガポール
    到着地:石垣
    行き: 2017 年 9 月 10 日
    帰り: 2018 年 1 月 13 日

f:id:kanamalu:20170629222939p:plain

ただし実際は予約クラスや経路などを細かく指定して検索することになるので、[複数都市]ボタンをクリックして出て来るこちらの予約画面のほうが良いでしょう。

f:id:kanamalu:20170629230935p:plain f:id:kanamalu:20170629231014p:plain

こんな感じで入力していきます。

f:id:kanamalu:20170630161806p:plain

アップグレード対象運賃を探したい場合やエコノミー(価格重視型)で検索してエラーになる場合は、エコノミー(変更可型)を選択しておきましょう。

なお搭乗日により空席状況や運賃規則による制限を受けることもあるため、できるだけ☑前後3日の運賃を比較 にはチェックを入れて検索しましょう。

 

すると、往路・復路それぞれ前後3日(1週間)の運賃一覧が出てくるので適当な日付を選択します。

f:id:kanamalu:20170630162253p:plain

 

このとき、同じ日付の中で最安の便が自動的に選択されているので、希望のフライトを選び直しましょう。

f:id:kanamalu:20170630162914p:plain

また、各フライト到着時刻右下に表示されている[▼]を押すと、そのフライトの詳細が表示されます。これで乗継便の時間や使用機材(飛行機の種類)、シートマップなどを見ることができます。

f:id:kanamalu:20170630162949p:plain

他にも[ルール表示▼]を押すと、各列ごとの運賃ルールが簡単に確認することができます。ここでは予約変更・払い戻し・アップグレードが可能かどうかが簡単にわかります。

f:id:kanamalu:20170630163214p:plain

そしてアップグレードが目的の方は、往路復路それぞれフライトの一覧右下に表示されている[アップグレード空席状況を反映]を押すのを忘れないようにしましょう。

f:id:kanamalu:20170630163618p:plain

この画面から簡単に現在のアップグレード空席状況が確認できます。

f:id:kanamalu:20170630163823p:plain

f:id:kanamalu:20170630224210p:plain

空席待ち … アップグレード枠が埋まっており、発券後に空席待ちを申込むパターン
空席あり … アップグレード枠に空席があり、発券後にすぐにアップグレード可能なパターン

 

空席待ちと表示されていても、実際は0人待ち(誰も空席待ちしていない)場合もあれば、10人待ちなど沢山の人が空席待ちしている場合もあります。もし希望の便が空席待ちであれば、この時点でANA国際線デスクに電話をして何人待ちか聞いてみると良いでしょう。

 

なお他の便にずらせない場合、特典航空券の空席待ちと違い当日搭乗時刻近くまで空席待ちはホールドされるので、諦めず空席待ちをかけておくのも良いと思います。

 

ただしノンステータスの方でビジネスクラスの人気路線(羽田〜シンガポール)をアップグレードしたいとなると、空席待ち人数によっては厳しい結果となることがあります。そういう場合は、成田〜シンガポールなど比較的空席が落ち着いている路線を選んでおくのも良いでしょう。

 

なぜなら、ダイヤモンド・プラチナなど自分よりステータスが高い人が空席待ちを入れるとそちらが優先され、先に空席待ちをしていても追い抜かれてしまうからです。また国内線のプレミアムクラスアップグレードと違って、空席待ちを出し抜く方法は無いかと思います。

 

アップグレードの空席状況も確認したら、あとは日本発券と同様にフライトの確認画面・登場者情報の入力画面・座席指定画面を経て、支払画面へと進みます。

f:id:kanamalu:20170630165418p:plain

2015年4月に新しいシステムに変わってから、日本向けサイト・円建て決済・ANA SKYコイン利用 ができるようになり、とても便利で手軽になりました。

 

いまでは日本発券と同様に

  1. クレジットカード
  2. ANA SKYコイン
  3. 銀行振込
  4. コンビニ支払
  5. ネット振込

から選んで支払う事が可能です。

 

1番のメリットは、ANA SKYコインが利用できることでしょうか。

個人的には「2015年以前は海外発券はお得だけどANA SKYコインが利用できないから現金支出が抑えられなくてフルに活用できなかった」という思いがありました。

 

まとめ

どうでしょう。

海外発券と言っても、特に発券方法自体は難しくなかったと思います。普段の日本発券とほぼ同じですよね。

 

また例として取り上げたシンガポールやソウルに限らず、香港、バンコク、クアラルンプールなど東アジアから東南アジア発の海外発券は日本からでも利用しやすいので検討する価値はあるかと思います。

 

1年間だけ50,000PPを貯めるSFC修行では東南アジアの海外発券が、毎年ステータスを継続する人たちには東南アジアだけではなく欧米路線の海外発券などを取り入れると旅に刺激が出て面白いのではないでしょうか。

 

ぜひ興味のある方は修行プランに取り入れてみてください。

 

読んでみたけど海外発券は良くわからん! 不安だ!という方は無難に日本発券をおすすめします。間違いないです(*´∀`*)

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

 

参考記事

海外発券でもANAの直行便のみの旅程であればANA SKYコインが利用できます!

www.kanamalu.com

【セール】ANAビジネスクラスが約半額!東京〜クアラルンプールが諸税込12万円台から発売開始

f:id:kanamalu:20170221061348j:plain

今年の2月〜3月にも発売されていた日本発クアラルンプール行きANAビジネスクラスのセール運賃が再び登場しました。対象の路線は東京〜クアラルンプール路線。現在のクアラルンプール路線は、成田・羽田ともに就航していますが、どちらの路線もセールの対象になっています。

 

前回のセール

www.kanamalu.com

 

今回は土曜日滞在が必要な短期滞在向け運賃ですが、週末+有給、お盆などにマレーシア旅行をお考えの方には最適ではないでしょうか。

 

前回のセール運賃と違い、追加運賃3万円でコタキナバル、クチン、ペナン、ランカウイなどに乗り継ぐことも可能です。前回はクアラルンプールが最終目的地でしたので、今回のほうが旅行向きと言えるでしょう。

 

なおクアラルンプール発券を利用した修行を計画されている方は、最長滞在期間が14日間なので、せっかく赴任してもすぐに閉じる事となってしまいます。こちらはあまり使い勝手は良くないかもしれません。

 

以下、セールについて紹介します。

 

セールの詳細

対象販売期間 2017年05月25日〜2017年06月25日
対象出発期間 2017年06月23日〜2017年08月31日
予約クラス ビジネスクラス(P)

対象運賃の販売期間は6月25日(日)までで、対象出発期間は夏休み期間も含んでおり、お盆の期間も記事掲載時点では成田便を中心に空席がありました。

 

羽田便も対象ではありますが人気のため成田便のほうが空席は多いと思われます。

 

続きを読む

日本→シンガポールのANAプレミアムエコノミー特別運賃(Super Value Plus)を発券してビジネスクラスにアップグレード

  • ANAプレミアムエコノミー特別運賃(Super Value Plus)
  • 日本発券の特別運賃は安い
  • どの便を選ぶべきか?
    • ANAシンガポール路線ビジネスクラスのシートと機内食比較
      • ■往路
      • ■復路
    • 機内サービス(食事とお酒)
    • 座席アップグレード(エコノミークラス→ビジネスクラス)
    • シンガポールでの滞在時間
      • 〜往路編〜
      • 〜復路〜
    • dining hを利用するか否か
    • どのホテルに泊まるか
  • まとめ
  • 参考記事

ANAプレミアムエコノミー特別運賃(Super Value Plus)

f:id:kanamalu:20171016154933p:plain

2016年のゴールデンウィークは台湾の台北、高雄とシンガポールにビジネスクラス旅行をしていたのですが、今年のゴールデンウィークは特に海外にも出かけなかったため、ついついシンガポール行きのANAプレミアムエコノミーを発券してしまいました。

 

この記事ではそのときに悩んだ「どの便を選ぶか?」という部分をフォーカスしてお送りします。

 

▼去年の旅行記はこのあたり 

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

 

日本発券の特別運賃は安い

今回発券した航空券(チケット)はこちら。

f:id:kanamalu:20170509181202p:plain

日本発券のシンガポール単純往復旅行です。以前紹介したこちらの運賃を利用しており、たった11万円しか払っていませんがANAマイルやアップグレードポイントを消化することでビジネスクラス往復もできちゃいます(*´ω`*)

 

続きを読む

ANAの乗継運賃「乗継旅割」ってなに?旅割21〜75との違いとその魅力とは

  • 乗継運賃は「乗継旅割」「乗継特割」「特定便乗継割引」の3つ
  • 旅割と乗継旅割は似てて非なるもの?
    • 旅割とは発売開始時期が違う
    • 2週間早く予約する裏技は利用できない?
    • 羽田ベースの修行僧にとっては大きな差はない
  • 乗継旅割の魅力とは?
    • 地方ベースなら運賃・PP単価に魅力あり!
    • 直行便の値段が上がったときは乗継旅割の方が安い
    • 小型機材に乗りたいとき
    • デルタ航空ニッポン500に4区間として登録できる?
  • 乗継便の探し方
    • パソコン
    • スマートフォン
  • 僕が発券した路線と運賃
  • まとめ
  • 参考記事

この記事ではANAの国内線運賃「乗継旅割」について、どんな路線で利用できどのくらいの運賃なのか、ANAでよく見かける旅割21・旅割28・旅割45・旅割55・旅割75となにが違うのか、どんな人がどんな時に使うのが良いのかをまとめました。

 

ANAで乗継旅割という運賃が販売されていてお得に使うこともできる、と周りから聞くことはありましたが僕が有償の国内線運賃で国内線に搭乗することが少なかったこともあり、見て見ぬ振り...といいますか食わず嫌いをしておりました。。。

 

しかしここにきて国内にたくさんある未開拓地へと旅行したいと思いたち、その地の空港まで乗継旅割が設定されていたので、実際に発券するまでにいろいろと調べてみました。今回はその内容をまとめ、同じように食わず嫌いされている方、初めて名前を聞いた!といった方に向けて紹介できればと思います。

 

乗継運賃は「乗継旅割」「乗継特割」「特定便乗継割引」の3つ

まずANA国内線で利用できる乗継専用の運賃は全部で3つ用意されています。

  • 乗継旅割
  • 乗継特割
  • 特定便乗継割引

それぞれ予約できる期限・マイル積算率・解約料などに違いがありますが、どれも乗継専用の運賃であることに変わりありません。

  乗継旅割 乗継特割 特定便特定便乗継割引
予約期限 28日前まで 7日前まで 当日まで
マイル積算率 75%
搭乗ポイント 0 200pt/1フライト
400pt/2フライト(片道)
取消料 出発前: 0〜60%
出発後: 100%
出発前: 5%
出発後: 100%

 

今回は金額的にもお得な"乗継旅割"をピックアップします。

 

続きを読む

ANAで行く日帰り香港&全国ANA SUITE LOUNGEツアー旅行記/②那覇ラウンジから羽田dining hへ!

前回の①に続き、ドタバタ旅行記第2章。

まずは那覇のANA SUITE LOUNGEを訪問し、そこから那覇→羽田へと移動し、羽田空港国際線のANA SUITE LOUNGEにANAダイヤモンドメンバーとして初めて入室してきました!

www.kanamalu.com

 

今回の旅程(おさらい)

区間便名座席費用
羽田 - 大阪(伊丹) ANA 025 普通席 5,000マイル
大阪(伊丹) - 那覇 ANA 767 普通席 17,000マイル
那覇 - 羽田 ANA 474 普通席
羽田 - 香港 NH 821 エコノミー
香港 - 大阪(関空) NH 874 エコノミー
大阪(関空) - 羽田 NH 100 普通席

 

続きを読む

【セール】ANAビジネスクラスが9万円から!東京/大阪/名古屋発着の中国方面16路線で発売開始

f:id:kanamalu:20170221061348j:plain

今回もお得な日本発券ANAビジネスクラスのセール運賃を見つけました。今回対象の路線は東京/大阪/名古屋発着の中国路線。東京〜上海路線を中心にセールが展開されていますが、上海以外の都市も含めて日本と中国10都市を結ぶ全16路線がセールの対象になっています。

f:id:kanamalu:20170310021709p:plain

3月9日(木)より販売開始されたばかりのためまだほとんど予約は埋まっていません。土日の2日間を利用して中国滞在したい方は是非サクッとチェックして予定にあうか確認してみましょう♪

 

以下、セールについての概要です。 

セールの詳細

対象販売期間 2017年03月09日〜2017年03月31日
対象出発期間 2017年04月28日〜2017年05月06日
予約クラス ビジネスクラス(P)
対象路線 【東京発着】
北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、廈門、広州、成都、武漢
【大阪発着】
北京、大連、青島、上海、杭州
【名古屋発着】
上海

対象運賃の販売期間は3月31日(木)までで、対象出発期間はGW前後になっています。先日紹介したクアラルンプール路線と違いGW期間内にブラックアウト日はありませんが、対象出発日の開始が1週間ほど遅くなっています。 

www.kanamalu.com

 

続きを読む

【プリペイドVISA新登場】ハピタスポイントをクレカ感覚で利用可能なPollet(ポレット)現る!

当ブログでもときより紹介しているポイントサイト「ハピタス」から新サービス『Pollet(ポレット)』が登場しました。このポレットというのは、ハピタスで貯めたポイントをVISAカードとして利用できるプリペイドVISAの名称です。

f:id:kanamalu:20170308011032j:plain

 

2017年3月7日(火)よりサービスが提供開始され、いままでハピタスから交換できた現金や各種ポイントの月30,000ポイント上限とは別枠で月300,000ポイント(=30万円相当)をVISAカードにチャージすることができるようになりました。

 

事実上の月3万ポイント制限を解除した形であり、今後はANAマイルへの交換だけでなくハピタスポイントをポレットへチャージして、ネット通販や店舗で利用するなんてことが可能になります。

 

以下、サービス概要やポレットの特徴をまとめてました。

 

続きを読む

ANAビジネスクラスの食事はこんなに豪華!AMC会員なら機内食を事前予約可能

  • ANAの機内食とドリンクについて
    • 各キャビンの機内食とドリンクの調べ方
    • ANA機内食のサイクル
    • ANAドリンクのサイクル
  • ANAビジネスクラスなら事前予約もOK
    • ビジネスクラス事前予約対象路線
    • ビジネスクラス事前予約のやり方
  • まとめ
  • 参考記事

f:id:kanamalu:20170305135342j:plain

この記事では自分が予約したANAのフライトでどんな機内食が食べられるのか、どんな飲み物が選べるのか、といったことを事前に調べる方法をご紹介します。また一部の路線では、AMC会員(ANAのマイレージ会員)向けにビジネスクラス利用時に無料で事前予約を受け付けています。

 

ビジネスクラスやファーストクラスに乗るときはもちろん、機内でどんなサービスを受けられるのかは乗る前から楽しみですよね(o^^o)

 

僕は最近エコノミーでもビジネスでも乗る前に必ず調べるようにしていますが、特にビジネスクラス搭乗時は何月に乗ると何が食べられるのか...なんてことをどの月に乗るかの判断基準にさえしています。

 

ぜひみなさんも参考にしてみてください♪

ANAの機内食とドリンクについて

各キャビンの機内食とドリンクの調べ方

まずは機内食とドリンクを調べてみましょう。PC版サイトで解説していきますが、スマートフォンでも同じ操作です。

 

続きを読む

【3/10まで】Surprice!の3,000円OFFクーポンでお得に海外航空券を買おう

Surpriceのセール

f:id:kanamalu:20170303215354j:plain

海外航空券をお安く手配できたりする予約サイト「Surprice!」が本日3/3(金)から1週間にわたって3,000円OFFクーポンを配布するセールを実施中です。

 

定期的にクーポンを配布しているSurprice!ですが、今回は最大級の割引額ではありません。しかし、ちょうど予約を考えていた!という方は検討してみる余地がありそうです。メリットとデメリットの両方に触れているので、もし都合があえば利用を考えてみましょう。

 

続きを読む

ANAで行く日帰り香港&全国ANA SUITE LOUNGEツアー旅行記/①羽田〜伊丹〜那覇まで!

先日あまりにもやることがない自由に行動できる休日が2日ほどあったので日帰りで香港へびゅーんと飛んで、ついでに全国のANA SUITE LOUNGE巡りをしてきました!今回はそんなドタバタ旅行記の第1章です。

 

今回の旅程

区間 便名 座席 費用
羽田 - 大阪(伊丹) ANA 025 普通席 5,000マイル
大阪(伊丹) - 那覇 ANA 767 普通席 17,000マイル
那覇 - 羽田 ANA 474 普通席
羽田 - 香港 NH 821 エコノミー
香港 - 大阪(関空) NH 874 エコノミー
大阪(関空) - 羽田 NH 100 普通席

今回のフライトはこんな感じでした。1日目の昼過ぎに羽田を出て2日目の深夜に羽田に戻るわりとエクストリーム感ある弾丸旅行です。費用欄に記載したとおり、今回はANAマイルを利用して国内線特典航空券、国際線特典航空券を発券して組み合わせてみました。

 

続きを読む

【セール】ANAビジネスクラスが半額!東京〜クアラルンプールが諸税込11万円から発売開始

f:id:kanamalu:20170221061348j:plain

久々にお得な日本発券ANAビジネスクラスのセール運賃を見つけました。今回対象の路線は東京〜クアラルンプール路線。現在のクアラルンプール路線は、成田・羽田ともに就航していますが、どちらの路線もセールの対象になっています。

 

このセールは終了しています

 

短期滞在にしか利用できないタイプのものですが、週末でも平日でも利用できるのでゴールデンウィークにマレーシア旅行に行かれる方、クアラルンプール発券を利用した修行を計画されている方など、比較的使える運賃ではないでしょうか。

 

以下、セールについて紹介します。

 

セールの詳細

対象販売期間 2017年02月20日〜2017年03月16日
対象出発期間 2017年04月21日〜2017年05月06日
一部対象外期間あり[4月28日〜4月29日・5月2日〜5月3日]
予約クラス ビジネスクラス(P)

対象運賃の販売期間は3月16日(木)までで、対象出発期間はGW前後になっています。

 

続きを読む

【ヨーロッパ路線】エアチャイナ(中国国際航空)ビジネスクラスのPP効率と注意事項

この記事ではエアチャイナこと中国国際航空のビジネスクラスを利用して日本〜ヨーロッパを往復したときに、ANAマイレージクラブで獲得できるマイル・プレミアムポイントを計算した結果などを紹介します。 

2017年2月から毎月20日〜27日にセールが開催されるようです。 https://www.airchina.jp/JP/JP/promotion/jptoworld2

本記事でもセール利用時のPP単価を掲載しています。

当ブログではエアチャイナを利用したSFC修行は推奨していませんが、海外旅行経験や修行歴のある方には、トラブルのリスクがあるもののお安くフルフラットシートでヨーロッパへ出かけられる良い足になるかと思います。

 

続きを読む

【国内線】2018年版/ANA SFC修行のおすすめルートと費用まとめ

この記事では2018年にANAスーパーフライヤーズ(SFC)会員になるためのSFC修行に最適な国内線のルート(路線)、発券方法、コスト、PP単価などを紹介します。もちろんダイヤモンド修行の方にも適応しています。

 

→国際線を使った修行プランについてはこちら

www.kanamalu.com

 

→2018年のSFC修行にかかる費用を捻出するための方法はこちら

www.kanamalu.com

 

【国内線】SFC修行おすすめ路線

f:id:kanamalu:20160503124158j:plain

国内線では利用する運賃によっては時期によって大きくPP単価が異なります。いわゆるハイシーズン、オフシーズンといったものですね。

ハイシーズン(目安): 主に夏季(GW・6月下旬〜9月上旬・シルバーウィーク)
ローシーズン(目安): 主に冬季(10月上旬〜3月上旬)

世間一般でいわれるハイ・ローシーズンとおおよそ同じですが、ローシーズンは比較的長いです。その意味で過度に心配する必要はありません。

 

そして僕がこのブログで紹介する主な運賃は、普通席の 旅割 と、プレミアムクラスの プレミアム旅割28 というものです。簡単な用語説明はこちらです。

旅割とは、ANA国内線の普通席をもっとも安く購入できる運賃です。一般的に普通席を使ったSFC修行ではこの運賃を選択することがほとんどです。

プレミアム旅割28とは、ANA国内線のプレミアムクラス(普通席より良質なサービス・座席・食事などが提供されるクラス)を搭乗日から28日前までに購入する際に利用できるお得な運賃です。一般的にプレミアムクラスを最安値で予約するときはこの運賃を利用することになります。

 

① 羽田 - 那覇 単純往復

f:id:kanamalu:20170115032210p:plain

最初に紹介するのはSFC修行の大定番 羽田〜那覇 の単純往復です。羽田を拠点としたときに、飛行距離の長さと便数の豊富さが秀逸なため多くの修行僧が利用しています。

 

普通席(旅割)で往復2,952プレミアムポイント、プレミアムクラス(プレミアム旅割28)なら5,720PPと、日帰りでたくさんのプレミアムポイントを稼ぐことができることが人気の要因と言えるでしょう。プラチナ達成まで50,000PPですから、単純計算で9往復すれば解脱します。

 

■プレミアムクラス利用
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 那覇 プレミアム旅割28 24,990円〜 2,860PP 8.74円〜

※参考運賃 2017年6月度(2017/04/22日調査時点)

この表の参考運賃は2017/06/01〜2017/06/30までのものですが、オフシーズンでおよそ片道22,000円〜26,000円程度、春休みと夏休みのハイシーズンは28,000円〜38,000円前後で売り出されています。

 

■普通席利用
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 那覇 旅割75 8,890円〜 1,476PP 6.02円〜

※参考運賃 2017年8月29日(2017/04/22日調査時点)

見てお分かりの通り、普通席の方がPP単価は優秀です。しかし、1往復で獲得できるプレミアムポイントには約2,700PPもの差があります。仮に羽田〜那覇の普通席だけで修行を終えようとすると約17往復もする必要があります。

 

プレミアムクラスを利用した場合は約9回でそれ以上のプレミアムポイントを獲得することができます。

 

どちらも十分魅力的なPP単価ですので、PP単価だけではなく獲得できるプレミアムポイントの絶対数にも注意しましょう。フライトに裂ける時間は有限です。

 

■普通席 + 当日アップグレード
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 那覇 旅割75
→プレミアムクラス
8,890円
+9,000円
= 17,890円
2,460PP 7.27円〜

※参考運賃 2017年8月29日(2017/04/22日調査時点)

3パターン目として、普通席の予約を当日にプレミアムクラスへアップグレードした場合です。こちらも利用頻度が高いと思いますので、チェックしておきましょう。

 

当日アップグレードとは、ANA国内線の普通席を上位クラスである「プレミアムクラス」へとアップグレードすることを指します。

  • すべての運賃種別からアップグレードすることが可能
  • アップグレード費用は距離に関わらず1区間9,000円(税込)
  • 空港カウンターでの支払いは現金、クレジットカードが利用可能
  • 空席がある場合は機内でも可能(ただし現金のみ)
  • アップグレードポイントを利用した場合は、獲得マイル/プレミアムポイント数は増えないので注意
www.kanamalu.com

 

② 羽田 - 宮古 / 石垣 単純往復

那覇ばかりでは飽きてしまうという方は、より長距離路線である羽田〜宮古、羽田〜石垣なども修行に取り入れるとレパートリーが広がります。

■プレミアムクラス利用
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 宮古 プレミアム旅割28 20,700円〜 3,295PP 6.28円〜
羽田 - 石垣 プレミアム旅割28 29,800円〜 3,460PP 8.61円〜

※参考運賃 2017年2月度  http://www.kanamalu.com/entry/p28-201702

 

特に2月〜3月は羽田〜宮古、羽田〜石垣路線ともにPP単価が抑えられたプレミアム旅割28が購入可能です。ただしこれらの路線は機材が小さいときもあり座席数には限りがあります。なかなかプレミアム旅割28の予約が難しいようであれば、普通席も選択肢としてよいでしょう。

 

■普通席利用
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 宮古 旅割55 13,390円 1,737PP 7.71円
羽田 - 石垣 旅割55 19,590円〜 1,836PP 10.67円〜

※参考運賃 2017年3月25日搭乗分の旅割55以下

普通席の場合でも、羽田〜宮古のほうがPP単価は良い結果となっていますね。また旅割55や旅割45といった割引率の高い運賃の残数等も羽田〜宮古の方が多いようです。

 

では続いて、普通席で予約して当日アップグレードができた場合はこちら。

 

■普通席利用 + 当日アップグレード
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 宮古 旅割55
→プレミアムクラス
13,390円
+9,000円
= 22,390円
2,895PP 7.73円
羽田 - 石垣 旅割55
→プレミアムクラス
19,590円〜
+9,000円
= 28,590円
3,060PP 9.34円〜

※参考運賃 2017年3月25日搭乗分の旅割55以下

羽田〜宮古ではPP単価はほぼ変わらないものの、獲得PPは1,200PPほど多くなります。羽田〜石垣ではPP単価が1円以上も下がり、獲得PPは3,000ポイントを超えてきました。

 

プレミアム旅割28が予約できずにプレミアムクラスに空席がある場合は、普通席を旅割で予約してから当日アップグレードを申し込むのが良いでしょう。特に羽田〜宮古であればPP単価はほぼ変わらないので、あまり気負いせずに予約できるのではないでしょうか?

 

③ 羽田 - 那覇 - 千歳 三角往復

f:id:kanamalu:20161101225248p:plain

続いて紹介するのは羽田〜那覇〜千歳をプレミアムクラスで三角形を描くように往復する"北から南まで一発三角往復"です。

 

この修行スタイルは羽田と那覇を単純往復するだけではつまらない...ということでどなたかが考案されたものです。こちらも日帰りで8,427PPというたくさんのプレミアムポイントを稼ぐことができることなどから流行している修行スタイルです。

 

下記表の参考運賃は2016年12月のものです。なお羽田〜千歳はこの時期プレミアム旅割28の設定がないため、プレミアム株主優待割引運賃を使用する計算です。

■プレミアムクラス利用
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 千歳 プレミアム株主優待 27,240円 1,675PP 16.25円
千歳 - 那覇 プレミアム旅割28 30,200円 3,892PP 7.76円
那覇 - 羽田 プレミアム旅割28 25,200円 2,860PP 8.81円
合計   82,640円 8,427PP 9.81円

PP単価は10円を切るものの、羽田〜千歳がビジネス路線ということもありお得な運賃プレミアム旅割28が利用できないのが響いてしまっています。また実際のところ、千年〜那覇のプレミアム旅割28のチケットを購入することは非常に難しいです。

 

そのため、この三角修行においてはプレミアムクラスではなく普通席を使った修行の方が良いです。これは、普通席のほうがPP単価も良く、確実に予約を入れられることが多いためです。

■普通席利用
路線(片道) 予約クラス 運賃 獲得PP PP単価
羽田 - 千歳 旅割75 9,190円 765PP 12.01円
千歳 - 那覇 旅割75 14,000円 2,095PP 6.68円
那覇 - 羽田 旅割75 12,690円 1,476PP 8.60円
合計   35,880円 4,336PP 8.27円

 

また必要なプレミアムポイント数に応じて、プレミアムクラスと普通席を組み合わせることも良案です。例えば、最後の那覇〜羽田はほぼPP単価は変わらないのでプレミアムクラスを利用して疲労を軽減したり、獲得できるプレミアムポイントを約1,400PP増やすことができます。千歳〜那覇もまたしかりです。

 

そしてこの三角修行は最初に千歳に行っても那覇に行っても構いません。ただしダイアの関係で、千歳を最初に回ると朝が早く、那覇を最初に回ると夜が遅くなります。ご自身や家族の都合や空席状況と相談して決めることをオススメします。

 

特に冬期は欠航等の可能性があるため、北回り(千歳に先に行く)が良いとされています。理由としては、羽田〜千歳が欠航や行き先変更になった場合に、出発段階で予約の変更や払い戻しなどの措置を取ってもらうことができ、空港で長時間過ごすことや家に帰れないなどを防ぐことができます。

 

④ 番外編:毎月変動する運賃から最適路線を選択

2016年の9月ごろから成田空港発着のプレミアム旅割28が格安な運賃で販売されるようになりました。あまり大きな変動が少ないと思われがちな国内線航空券の価格ですが、必ずしもそうとは限りません。

 

観光オフシーズンのリゾート路線や乗り継ぎをする外国人が減る成田路線など、季節やその他の外的要因によって航空券の価格は常に変動します。

 

そのためSFC修行においても、定番の羽田〜那覇だけで考えるのではなく、そのときそのときにあったベストなフライトを選択することも大切です。本ブログでは、2017年1月から5月まで変更されるプレミアム旅割28の運賃をすべて検証して記事にしていました。

 

現在は残念ながら、僕が国内線の運賃にあまり期待していないため僕はその記事を書いていません。ただし検索していただければいろいろな方の記事が出て来るでしょう。

 

どの路線がお得なのか、自分に不足しているプレミアムポイントを補填するのにちょうど良い路線がどれなのか、など修行ルートを選ぶ際の参考にしてみてください。

2016年以前のSFC修行で活躍したおすすめ修行路線・ルートも大切ですが、臨機応変な修行姿勢がPP単価、ひいては修行にかかるコストやその充実感をも変えるでしょう。

 

1月〜5月・GWのPP単価がいい路線をまとめた記事は下記まとめリンクをチェック。

www.kanamalu.com

 

プレミアム株主優待割引とプレミアム旅割28の違い

f:id:kanamalu:20161121013443j:plain

さて、ここまでプレミアム旅割28という運賃を紹介してきました。これはプレミアムクラスの運賃で、修行僧が国内線プレミアムクラスを予約する際によく購入する運賃 プレミアム株主優待割引運賃プレミアム旅割28 の2つのうちの1つです。

 

修行僧の視点から見ると、搭乗することで得られるマイルやプレミアムポイントには一切違いがないこの2つの運賃。一見プレミアム旅割28がお得なのですが、利用シーンによっては異なるのでその違いを頭に入れておきましょう。

 

2つの運賃の相違点は運賃規則にあり
運賃 予約期限 予約変更 予約取消 取消手数料
(出発前)
払戻手数料
(1区間)
プレミアム株主優待割引運賃 当日 無料 430円
プレミアム旅割28 28日前 × 運賃の10〜60%
(解約日により変動)
430円

この表を見てわかるとおり、予約後の変更ができないプレミアム旅割28は運賃が安く、変更や取り消しが無料または少額の手数料でできるプレミアム株主優待は運賃が高めになっています。

 

■プレミアム旅割28

プレミアム旅割28で予約したフライトに乗れなくなると、手数料を支払って再度発券する必要があります。搭乗日から数えて55日前以降だと搭乗日までの日数に応じて10%〜最大60%の取消手数料が必要となります。

 

現在は55日前までは取り消し手数料が無料ですが、プレミアム旅割28が予約できるのは搭乗日から2ヶ月前になるので予約開始から数日間しか無料の期間はありません。よく考えてから運賃は選択しましょう。

 

2017年10月28日搭乗分までは下記方法にて2ヶ月+14日前の予約が可能です。

www.kanamalu.com

2017年10月29日以降搭乗分については、2017年8月27日(日)より旅割と同じタイミングで2018年3月24日搭乗分まで購入できるようになります。

www.kanamalu.com

 

■プレミアム株主優待

プレミアム株主優待割引運賃で予約した場合は、変更や取消に関して柔軟に対応できます。仕事や家庭の都合で急な予定変更がありそうな方は、運賃が少し高くてもこちらのほうが結果的に安く済んだり、若干の払戻手数料だけで座席を気軽に確保することができるようになります。

 

株主優待券の詳細や入手方法についてはこちらで紹介しています。

www.kanamalu.com

 

SFC修行にオススメの時期

SFC修行は基本的にオフシーズンがオススメです。

 

オフシーズンの定義は難しいのですが、例年の傾向として1月〜3月や11月〜12月は全体的に設定されている最安運賃が安くなっています。4月〜5月も一部日付を除いては安いことがあるので、1月〜5月の前半戦と11月〜12月の追い込み後半戦...といったイメージでしょうか。

 

当然ではありますがゴールデンウィーク、夏休みシーズン、シルバーウィークなどは控えた方がいいでしょう。同じ運賃種別であれば金額が高くなっても獲得できるプレミアムポイントに違いはありませんので、運賃は安い方が効率的です。

 

夏のハイシーズンに修行をする場合

毎年だいたい6月頃から徐々に運賃が上がり始め、7月〜8月がピークを迎えます。この時期は正直なところ修行をオススメできるようなPP単価ではありません。

 

片道30,000円を悠に超えますので、旅行のついでにプレミアムポイントが稼げればいいかな程度になります。夏の時期は別の修行を考えましょう。

 

別の修行とは、ANAが2015年から実施しているギャラクシーフライトという夏季限定の深夜便を利用した修行です。夏のハイシーズンに修行を考えている方は一度読んでおくと参考になるかと思います。

www.kanamalu.com 

 

羽田発着便が満席なら成田を狙え!

f:id:kanamalu:20161222143744j:plain

さて国内線と言えば羽田空港ですが、実は成田空港にも国内線は発着しています。成田空港周辺住民のため...というよりは、海外から成田空港へと国際線でやってくる訪日客をスムーズに地方まで送り届けるためです。

 

そのため国内線が就航しているといっても1路線1日1本〜2本で時間帯も欧米路線の成田到着時間にあわせているため夕方〜夜の便がほとんどであり、普通に利用するには立地の面でも、フライトの面でも不便と言えるでしょう。

 

しかし、修行僧にとって成田発着の国内線は捨てたものではありません。

 

ハイシーズンや比較的直前の予約などで羽田便のプレミアム旅割28が満席でも、成田発着便なら空席があるという場合があります。自分の休みが取れるときに修行を行うことを優先するには、成田発着便も選択肢に入れるべきでしょう。

 

そして成田発着便にはもうひとつメリットがあります。

 

それは成田と日本各地を結ぶ便は主に成田空港から乗り継ぎをする外国人向けに設定されており、それらの人が購入する国際線国内区間と呼ばれるチケットではプレミアムクラスが購入できません。

 

そのためセール運賃などがない限り通常はプレミアムクラスの予約が発売開始直後から埋まることはあまりありません。つまり当日アップグレードに成功する確率が高いです

 

最近ではセール運賃が固定化してきたので、若干メリットが減ってきたかもしれません。こちらの記事のような格安運賃が多く出ています。 

www.kanamalu.com

 

普通席を予約しても当日プレミアムクラスにアップグレードできる

冒頭部分でサラッと出てきました当日アップグレードという言葉。ANAでは多くの路線で普通席に加え、食事や飲み物などの機内サービスや座席の快適性を挙げた国内線ファーストクラスに相当する「プレミアムクラス」という座席を用意しています。

 

そして普通席の予約を持っている方なら誰でも搭乗日当日に追加料金を支払うことでプレミアムクラスにアップグレードすることができるんです。もちろん追加料金は発生しますが、普通席とは全く異なるサービスを受け、なおかつ獲得できるマイルやプレミアムポイントも50%増加します。

 

そのためSFC修行僧にとって当日アップグレードは魅力的なのです。ぜひ当日アップグレードを狙ってみたい!という方は下記記事でイメージをしておくと良いでしょう。

www.kanamalu.com

 

なお路線によってはプレミアム旅割28などでプレミアムクラスを事前に予約した方がPP単価が良いことも多いですので、PP単価がどの程度違うのか、当日プレミアムクラスに空席がない場合は普通席に乗っても(獲得PP的に)大丈夫なのか、などを確認して判断しましょう。

 

国内線フライトの暇つぶし方法

さて、SFC修行ではたくさんのフライトに乗ることになるかと思います。普段から飛行機によく乗られる方であれば自分なりに機内での過ごし方を決めておられるかもしれませんが、僕を含めてSFC修行を始めるまであまり飛行機に乗る機会がない方は地味に困るかもしれません。

 

国内線の場合、国際線と違ってドラマや映画などを見ることもできませんし、プレミアムクラスを除いて食事の楽しみもありません。

 

僕が国内線でおすすめする過ごし方は

  • 機内誌「翼の王国」を読む
  • スマートフォンなどで音楽を聞く
  • 機内からの眺めを楽しむ(富士山を探すなど)
  • 機内Wi-Fiで動画を見る・電子書籍を読む
  • 機内Wi-Fiでインターネット接続する(Twitterやネットサーフィン)

などです。

僕自身は最近寝てしまうことが多いのですが、基本的には上の5つをしていることがほとんど。特に毎月初めて乗るフライトでは必ず翼の王国を読みます。

 

いろいろと新しい情報を得られたり、様々な国や地域のお店・体験記などを読むことができて、結構面白いんです。まだ読んだことがない方は、iPad用ANAアプリなどで無料閲覧することが可能です。また機内から毎回持ち帰られている方で、なるべく綺麗なものが欲しい人は定期購読することも可能です。 

www.kanamalu.com 

 

最近では機内Wi-Fiが利用できる機材があるため、事前にどのようなサービスかをチェックしておきましょう。別記事で機内Wi-Fiについてまとめています。

www.kanamalu.com

 

まとめ

この記事では、2017年のスーパーフライヤーズ修行、ダイヤモンド修行にオススメなANA国内線を利用した羽田〜那覇/宮古/石垣往復、羽田〜千歳〜那覇の三角飛びを紹介しました。

 

国内線は時期によりPP単価の変動が大きいものの、1日に何便も飛んでいるため座席を確保しやすく、日帰り修行が可能なので忙しい方でも取り組みやすいです。

 

またプレミアムクラスを選択すれば一度に獲得できるプレミアムポイント数も多く、普通席より良い座席に食事やお酒が出るなど、修行なのか?と言えるほど快適なフライトになります。

 

その他にも、目的地がたくさんあるため修行とあわせて日本全国津々浦々をめぐることも可能ですから旅行好きにはたまらないですね。

 

ぜひ、この記事を読んでベーシックな修行をプランを理解し、その上で自分なりの修行プラン探しに興じてみてください。修行は乗るのも楽しいですが、その計画を立てているときも楽しいものですよ♪

 

国際線記事

この記事の国際線版はこちらの記事です。国内線より比較的PP単価が抑えられ時期による変化が少ないため、より予算を抑えたい!海外旅行に行きたい!という方は国際線修行がおすすめです。僕は主に国際線修行をしています。

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

  

修行費用を軽減する方法

そして気になるSFC修行の費用について。

 

ここで紹介してきたようにPP単価が8円の場合でも50,000PPに到達するには総額40万円の航空券費用がかかります。なるべくしてこの費用を抑えたい私たちはPP単価を抑えるわけですが、それにも限界があります。

 

ぜひ、次の記事で紹介する方法を使ってこの修行費用を0円に近づけてみましょう。いまや修行をしているほとんどの方達が実践している方法です。SFC修行と並行してやってみてもOKです。ぜひご一読ください。

www.kanamalu.com

 

SFC修行時に必携のクレジットカード

それでは最後にSFC修行時に必携のクレジットカードを2枚ご紹介します。

  1. ANAカード
  2. エポスカード

 

1. ANAカード

f:id:kanamalu:20170603222921p:plain

まずはANAカードです。これは既にお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

ANA SFCカードはスーパーフライヤーズメンバーの会員証であり、もともとはANAカードです。これからマイルやプレミアムポイントをためていくにあたり、ANAカードを作っておけば、搭乗時のボーナスマイルがついたり保安検査・改札の通過がANAカードをタッチするだけで完了するSkipサービスも利用できます。

 

ぜひ修行を始める前には作っておきましょう。

 

しかも!ANAカードに新規入会される方はマイ友プログラムというキャンペーンにより、入会カードごとに最大5,500マイルを貰うことができます。

 

ANAマイ友プログラムは既にANAカードを保有している方であれば紹介可能ですので、ご友人や家族でANAカードをお持ちの方がいればその方から紹介してもらうことも出来ます。家族や身近な人に聞くのはちょっと...という方には僕が紹介しますので青いボタンからご依頼ください!なるべく早くご返信します(`・ω・´)ゞ

 

▼ANAマイ友プログラムの招待コード登録サイト

紹介者氏名 <お問い合わせください>
紹介者番号 <お問い合わせください>

f:id:kanamalu:20171016002528g:plain

f:id:kanamalu:20171015205700g:plain

 

2. エポスカード

f:id:kanamalu:20161010235446j:plain

次にエポスカードをおすすめします。飛行機なのになぜ百貨店のカード?とお思いの方もいらっしゃると思います。

 

詳細は次の記事にて紹介しているのですが、無料カードながらゴールドカード以上の旅行傷害保険を持っており、必ずしもマルイで使わなくても発行して保有しているだけで非常に強い味方になってくれます。

 

またエポスカードで溜まったポイントはANAマイルに約2日で交換できるなど、マイル交換の親和性も高く、またエポスカード自体ポイントも溜まりやすいためサブカードとしては必携と言えるでしょう。

 

ぜひ修行を始める前に、ANAカードと一緒に作っておきましょう。

www.kanamalu.com 

 

参考記事 

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

ANA SFC修行ってなに?基礎用語とPP単価の計算方法について

  • SFCカードとは
  • SFC修行とは
  • SFC修行を始めるにあたって
    • SFC修行の基礎知識
    • PP単価の重要性
  • PP単価を計算する方法
    • 獲得できるプレミアムポイントを調べよう
      • 必要な項目
    • 航空券の費用を調べよう
    • PP単価を計算しよう
  • まとめ
  • 次に読むべき記事
  • 参考記事 

この記事では、SFC修行ってなに?という初心者の方からSFC修行をやろうと決意したけど何から手をつければ良いのかわからない!という方に向けて、基礎用語と自分で修行プランを考えられるようになるための解説をしていきます。

 

SFCカードとは

f:id:kanamalu:20170212201538j:plain

SFCカードとは ANA SUPER FLYERS CARD のことで、ANAの上級会員だけが入会できるANAと各クレジットカード会社が提携して発行しているクレジットカードです。英語名が Super Flyers Card なのでSFCとよく省略されて呼ばれています。

 

同時に航空会社のANA(エーエヌエー)のマイレージ会員制度、ANA Mileage Club(エーエヌエー マイレージ クラブ)の上級会員制度でもあり、このカードに一度入会するとカードを継続して保有している限り一生涯ANAの上級会員が付帯します。とてもコストパフォーマンスの高いクレジットカードですね。

 

f:id:kanamalu:20170212204612p:plain

そしてこのカードに入会するためには、ANAの上級会員プラチナステイタスまたはANAダイヤモンドステイタスに到達する必要があります。

 

上図の通り、ダイヤモンドステータスよりプラチナステイタスの方が簡単に達成できるため、SFCカードを手に入れるためにはプラチナステイタスを目指すことになります。

 

続きを読む

【修行のしおり】シンガポール編①/日本で準備すべき持ち物・服装

  • SFC修行に必要なものとは?
  • 事前に準備するべきもの
    • パスポート
    • 現地滞在費
    • クレジットカード
    • 常備薬
    • 通信手段
      • 1. 現地で日本の通信会社のローミングサービスを使う
      • 2. 日本で海外Wi-Fiルーターを借りる
      • 3. 現地でプリペイドSIMカードを購入する
    • ホテルの予約確認書/e-ticket控え
      • ホテルでのチェックインについて
      • 航空会社でのチェックインについて
  • 当日の持ち物
    • おすすめの持ち物 〜機内持ち込み〜
      • スマートフォン・モバイルバッテリー・充電器
      • 黒の油性ボールペン・メモ帳
      • 1日分の着替え・フェイスタオル
      • 折り畳み傘
    • 機内持ち込みに利用するカバン
    • おすすめの持ち物 〜預け入れ〜
      • 滞在日数分の着替え
      • 変圧器・アダプタ
      • 観光用の小さいカバン
      • コンビニなどのビニール袋
      • トイレットペーパー
  • 持ち込みが禁止されているもの
    • 1. チューインガム
    • 2. 電子タバコ
  • 当日の服装
    • 10月から3月までのおすすめな服装
      • 10月
      • 11月
      • 12月
      • 1月〜2月
      • 3月
    • コートは空港で預けることもできる
  • まとめ

この記事では、SINタッチやOKA-SINタッチなどシンガポールへSFC修行を行こうと決めた人が当日までに何を準備すればいいのか、どんな服装で行けば良いのか、そんな疑問や不安を解決するため、僕が考える"おすすめ"を 修行のしおり としてリストアップしました。

 

初めて修行をする、初めてシンガポールへ行く。

そんな方はぜひ参考にしてみてください。

 

SFC修行に必要なものとは?

f:id:kanamalu:20170210132554j:plain

SFC修行と言うと身構えてしまう方もいらっしゃるかと思います。しかし、準備しなければいけないものという観点からみると実は一般的な海外旅行と大きくは違いません。

 

ただシンガポールへ飛ぶ多くの修行プランでは、0泊〜2泊といった比較的短い旅程だったり、シンガポールへ飛ぶ前後になぜか国内を往復したりと特徴的な旅程があるのもまた事実です。 

www.kanamalu.com

  

そのため、この記事ではSFC修行層向けに特化した内容を紹介していきます。 

まず修行が始まるまである程度の余裕を持って用意する必要がある「事前に準備するべきもの」と「当日の持ち物」の2つ、そして最後に「当日の服装」に分けて紹介します。

 

続きを読む