まるとANAの旅事情

ANA上級会員に憧れて大学生時代にプラチナ&SFCホルダーに。修行5年目の経験を活かしてみなさんの修行活動をアシストするお役立ち情報を発信していきます。

ANAプレエコでゆるゆると♪2018年のSFC修行プラン①☆宮古島・石垣島・ホノルル編☆

あとで読む

スポンサーリンク

2018年にANAスーパーフライヤーズカードを発行するべくSFC修行をしよう!とお思いの方は2017年が終わりに近づくに連れていろいろなことを考えておられる時期かと思います。

 

「どんなルートを飛ぼうか」「行くとしたらどこが楽しめるか」「費用はどのくらいになりそうなのか」「どうせなら楽しみたいけど安く仕上げたいな」「家族旅行と絡ませられないか」など、色々な思いが交錯していることかと思います。

 

このシリーズではそんな思いに答えが出せるかはわかりませんが、「費用を抑えたい!」「でもせっかくなら遊びたい!」という欲張りな方向けにこんなプランも考えられる、という一つの参考情報をお届けしたいと思います。

 

ひたすら東京⇔那覇をプレミアムクラスで往復するチケットを購入するよりはハードルが高いですが、そこは欲張りな要望を突き通すために頑張りましょう笑

 

 

☆宮古島・石垣島・ホノルル編☆

f:id:kanamalu:20171104142615j:plain©ハワイ州観光局

まずはリゾートとしても人気の高い日本の「宮古島」「石垣島」と、家族連れで何度も行く方も多いアメリカ・ハワイの「ホノルル」を目的地とした楽しくゆるゆるな修行プランを考えてみました。

 

ゆるゆると名前をつけた理由には

  1. ANA国際線ではプレミアムエコノミークラスを利用する
  2. ANA国際線ではマイルを利用すればビジネスクラスにアップグレードもできる
  3. すべて予約変更ができる運賃なので予定変更に強い(一部変更費用が発生します)
  4. クアラルンプールに行く途中にシンガポールで乗継/途中降機ができる(日本方面行きのチケットに限る)
  5. 最初と最後のクアラルンプールへ(から)の移動でANA特典航空券を活用する

などが挙げられます。

 

それでは実際にどんなプランなのか見ていきましょう。

 

ANAプレエコで行く宮古島・石垣島・ホノルルのリゾート3連修行

合計 旅程 出発地 目的地 費用 獲得PP 獲得マイル PP単価
¥394,062 50,432 43,430 7.81
A.特典航空券 羽田/成田 クアラルンプール - - - -
B.KUL発券/宮古方面
(ANAプレエコ)
クアラルンプール 羽田/成田 ¥95,355 5,407 4,172 6.17
羽田 宮古 2,316 1,447
宮古 羽田 2,316 1,447
羽田/成田 クアラルンプール 5,407 4,172
C.KUL発券/石垣方面
(ANAプレエコ)
クアラルンプール 羽田/成田 ¥95,977 5,407 4,172 6.11
羽田 石垣 2,448 1,530
石垣 羽田 2,448 1,530
羽田/成田 クアラルンプール 5,407 4,172
D.KUL発券/ホノルル方面
(ANAプレエコ)
クアラルンプール 羽田/成田 ¥202,730 5,407 4,840 10.52
羽田/成田 ホノルル 4,231 5,554
ホノルル 羽田/成田 4,231 5,554
羽田/成田 クアラルンプール 5,407 4,840
特典航空券 クアラルンプール 羽田/成田 - - - -

※ この記事の順番通りに搭乗すると⑤の往路(羽田/成田→クアラルンプール)に搭乗することで30,000プレミアムポイントに達するため、⑤の往路と復路が2日以上離れていれば⑤の復路よりANAブロンズサービスの対象となります。ANAブロンズサービスではマイル積算率がアップするため、この記事では⑤の復路以降はANAブロンズサービスメンバー + ANAゴールドカード保有者としてのマイル積算率で計算しています。

 

スマートフォンからだと読みにくいと思いますので細かな数字については、あとでパソコンで読んでみてください。

 

利用する航空券について

有償航空券:いずれもANAプレミアムエコノミークラス(予約クラス:E)を利用したチケットです。各チケット詳細は下記記事で解説しています。

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

 

特典航空券:どのようなチケットでもOKです。今回は海外発券の最大の負担である出発地までの移動にかかる体力的・精神的負担を軽くするために往復の特典航空券をANAやJALなどで発券することを想定しています。

 

当然ながら特典航空券の発券にはマイレージチャートにあるとおりのマイル数が必要になります。既にANAやJALでマイルを貯めている方はそれを利用しましょう。

 

まだマイルを貯めていない、利用したくない、という方はこちらの記事で紹介しているとおり、ANA以外の航空会社で片道航空券を発券する方法もあります。

 

しかし慣れない海外空港での乗継などは避けたい...!という方は、マイルを貯めるのに少し時間はかかりますが2018年のSFC修行であれば今から貯め始めても遅くはありません。ぜひポイントサイトを活用してANAマイルを貯めてみましょう。

 

ANAマイルのため方は次の2つの記事を順番に読んでみましょう。いかに簡単にマイルを貯めることができるのかがお分かりいただけるかと思います。実際に僕も今でもポイントサイトを活用しています。

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

 

また2017年12月31日までに購入でき、なおかつすべての旅程を半年以内に収めることができれば下記期間限定運賃もお得です!

f:id:kanamalu:20171123002727p:plain

 

ちなみに片道航空券で大丈夫!という方におすすめするのは僕も実際に乗ってきたタイ国際航空です。バンコクに寄って遊びながらクアラルンプールまで行ってきました。

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

 

■参考 ANA・JALのダイヤ(クアラルンプール路線)

東京→クアラルンプール

航空会社 出発空港 便名 出発 到着 使用機材 設定クラス 必要マイル数(往復)
ANA 羽田 NH885 00:05 06:45 B787-8
B787-9
C・Y
C・PY・Y
C:55,000〜63,000
Y:30,000〜38,000
成田 NH815 17:15 23:55 B787-8 C/Y
JAL 成田 JL723 11:15 18:10 B787-9 C/PY/Y C:60,000〜80,000
PY:39,000〜50,000
Y:24,000〜35,000

クアラルンプール→東京

航空会社 到着空港 便名 出発 到着 使用機材 設定クラス 必要マイル数(往復)
ANA 羽田 NH886 14:15 22:05 B787-8
B787-9
C・Y
C・PY・Y
C:55,000〜63,000
Y:30,000〜38,000
成田 NH816 08:00 15:40 B787-8 C/Y
JAL 成田 JL724 22:50 06:45
(翌日)
B787-9 C/PY/Y C:60,000〜80,000
PY:39,000〜50,000
Y:24,000〜35,000

※ NH885の運行機材は2018年3月24日まではB787-8、2018年3月25日からはB787-9となります
※ 時刻については2017年11月4日(土)現在のダイヤを記載しています

概要│ANA国際線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

JALマイレージバンク - JAL国際線特典航空券 マイル早見表

 

プレミアムポイントとマイルについて

獲得できるプレミアムポイントは誰でも同じ、現在のANAのステータスは関係ありません。

 

獲得できるマイルは、保有するカードやステータスにより異なります。このブログでは原則としてANAゴールドカードを保有していることを前提にしたボーナスマイル(+25%)を含めて記載しております。これからSFC修行を始めようとする方が効率よくマイルを貯めるにはANAゴールドカードがコストパフォーマンスが最適です。

 

 

さて、ANAゴールドカードさえ持っていれば、この修行プランをすべてこなすと約4万3千ANAマイルが貯まります。修行の前後にエコノミークラスの特典航空券を利用していても最大38,000ANAマイルですので、使った分は十分に取り返すことができますね。

 

43,000ANAマイルがあれば、香港にビジネスクラスで旅行することもできますし、台湾にエコノミークラスで2回、そしてハワイならエコノミークラスでもう1回行くこともできちゃいます。修行はすべてが支出ではなく、貰えるものもあって嬉しいですね♪

 

参考:実際の予約画面

では実際に予約しよう!と思ったとき、どんな旅程になるのかイメージが沸かない...と思った方は、参考までに下記画像を見てみてください。例えば僕がこの修行プランを実行しようと思ったら、下記のような旅程を思いつくかな?という一例を載せています。

 

A)特典航空券[東京→クアラルンプール]

まずは修行の最初と最後を飾る特典航空券ですが、ここは素直に直行便で往復するか寄り道をして遊びつついくか悩ましいところですね。適当に3パターンほど選んでみました。

 

パターン① クアラルンプール単純往復

f:id:kanamalu:20171106135558p:plain

修行を開始するための始めての国際線ですからなるべくシンプルに行きたい!という場合は、やはりANAの直行便を利用するのが良いでしょう。成田発着と羽田発着がありますが、深夜便が嫌でなければ往復ともに羽田発着が使いやすいですね。

 

金曜日の深夜便であればお仕事を休まずに翌日の土曜日には、クアラルンプール発券のクアラルンプール→羽田を飛ぶこともできますし、クアラルンプールで一泊してホテルでゆっくりや観光などしてから日曜日に帰ることも十分可能です。

 

ただし復路は深夜に羽田につくため、国内線への乗継はかなり厳しいものがありますのでその点は注意しましょう。羽田で1泊することになりますので、それを回避するには復路を成田便とするのが良さそうです。

 

逆に現地でやることがないよ!手早く済ませたいという方は成田発着便を利用することで空港ホテルに泊まることで深夜について翌朝早朝に帰国便に乗ることも可能です。

 

パターン② 往路シンガポール立ち寄りフライト

f:id:kanamalu:20171106135614p:plain

近年修行の地としてすっかり有名になったシンガポール。せっかくならシンガポールにも寄って行きたい!マーライオンを見てチキンライスを食べたい!という気持ちがありますよね。

 

そんなときはシンガポール行きのフライトに乗り、シンガポールを楽しんでからクアラルンプールに行くというも良さそうです。画像内の旅程ではシンガポールは日帰りで夜はクアラルンプールに行くものにしてありますが、もちろんシンガポールで1泊してからクアラルンプールはトランジットだけで日本へ戻るというパターンもありです。

 

パターン③ バンコク・クアラルンプール・香港を周遊しながらふらふらフライト

f:id:kanamalu:20171106135633p:plain

どうせ特典航空券で東南アジア行くのであれば他の国にも寄ってみたいですよね。今回の修行プランで中心的位置にあるクアラルンプール発券のチケットですが、乗継やストップオーバーが許されるのはシンガポールのみです。

 

通常日本発の有償航空券ではこれもできませんから十分に易しいルールではありますが、ルールのゆるさでは特典航空券には叶いません。ぜひ特典航空券のメリットを活用してみましょう。

 

今回は往路でバンコク・クアラルンプールに1泊ずつして、最後の復路で香港に寄り道してみました。びっくりするほどのマイル数増加もなく手軽に寄り道できるのが特典航空券の魅力の一つですね♪

 

補足)国内線乗継について

f:id:kanamalu:20171106170524p:plain

特典航空券における国際線出発空港へ(から)の24時間以内の国内線乗継フライトは片道2区間・往復で最大4区間まで必要マイル数の変更なく追加することが可能です。例えば、大阪にお住まいの方なら上図のような発券が無料で発券可能です。

※ 実際には利用する空港により数百円程度の諸税が追加されます

 

お仕事があることを想定して国際線へ(から)乗り継げるギリギリの便を選んでいますが、実際には往路では国際線出発時刻から、復路では国際線到着時刻から24時間以内の便であれば選択可能ですから、①往路の伊丹→羽田を朝のフライトにして東京観光してからクアラルンプールへ飛ぶということも可能です。

 

このときの国内線の空席枠は国内線特典航空券の枠と同一であり、国内線特典航空券で空席がない便は発券できません。そのため国内線特典航空券が発券できる出発日から2ヶ月以内の予約では希望の便が選択できない場合もあります。

 

逆に言うと、国内線特典航空券として予約できない出発日まで2ヶ月以上あるフライトの予約であればほぼ取り放題です。まだ国内線特典航空券は解放されていませんので、国際線特典航空券における副次的なメリットです。

 

また国内線区間については、通常の有償航空券における国内線区間と同じで予約した便と同じ日のより早い便への変更は可能です。例えば、上図では4月6日の18時の便を予約していますが、空港に早く着いてしまい17時の便に変えたい場合、空港カウンターで空席が確認できればその便へとすることが可能です。

 

なお東京や大阪などのマルチエアポートでは空港を変更することも可能なため、羽田→伊丹を羽田→関空などにすることも可能です。ただし、この場合も当日のより早い便に空席が残っていることが条件ですので、ご注意ください。

 

B)KUL発券/宮古方面
C)KUL発券/石垣方面
D)KUL発券/ホノルル方面

こちらは順次追記します。

 

修行費用を軽減する方法

最後にSFC修行にかかる費用について。今回の記事で紹介したプランでは約40万円の航空券代と最低でも約3万マイルが必要でした。修行費用が約40万円ということは、1プレミアムポイントを獲得するのにいくら必要だったかを示すプレミアムポイント単価(=PP単価)は約8円となります。

 

なるべくしてこの費用を抑えたい私たちはPP単価を抑えるわけですが、それにも限界があり、PP単価8円は多くの方が感じるPP単価の下限といっても差し支えないでしょう。

 

一つ一つの航空券だけを見ていけばPP単価6円近いものもありますが、全てそれで修行を終えるのが大変だったり、つまらなかったりします。やはり多くの方は頑張って抑えてもPP単価8円、つまり総額40万円程度に落ち着くということでしょう。

 

当ブログでは、PP単価を追求するだけでなく航空券代に充てることのできるポイント/マイルを貯めることでSFC修行にかかる費用を抑えることを実現しています。

 

ぜひ、次の記事で紹介する方法を使ってこの修行費用を0円に近づけてみましょう。いまや修行をしているほとんどの方達が実践している方法です。SFC修行と並行してやってみてもOKです。ぜひご一読ください。

www.kanamalu.com

 

参考記事

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com