【ANA株主優待券】国内線航空券を半額にする必殺修行ツール
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先日発券した羽田〜福岡の国内線特典航空券を使った3連休福岡旅行。
実は復路の羽田行きを先延ばしして、九州の福岡から本州の山口県宇部まで進出＆2泊延泊という珍事に発展しました笑
さて旅の顛末は別途記事にするとして、復路の航空券を2年ぶりに株主優待券を使って発券したので、新しいANA株主優待券の使い方をまとめてみました。
ANA株主優待割引運賃の特徴
ANA株主優待券を使って予約できる運賃は2つあります。
- 株主優待割引運賃
- プレミアム株主優待割引運賃
普通席で利用するときは①を、プレミアムクラスで利用するときは②の運賃となります。ANA SFC修行僧的には②のプレミアム株主優待割引運賃を利用するケースが多いのではないでしょうか。
ではどんな特徴（メリット）があるのでしょうか？
株主優待割引運賃のメリット
株主優待割引運賃には、
- 普通運賃の半額になるという金銭的メリット
- 早期予約でお得になる旅割と比較して利用条件が緩い
などのメリットがあります。
特にSFC修行僧に人気の理由は、
- 予約変更が出発時刻まで無料で可能
（購入日から90日後の有効期限まで変更可能） - 払戻は航空券の購入日〜航空券の有効期間満了日の翌日から起算して10日以内なら可能（出発時刻までは取消手数料無料）
などが挙げられます。
急な仕事やプライベートの予定変更で修行を延期しなければいけないとき、旅割で予約をしていると高額な取消手数料を支払う必要があります。ですが株主優待割引運賃なら無料で変更が可能です。
ANA株主優待券の変遷
今年あたりからSFC修行を始められた方はもしかするとご存じないかもしれません。ANA株主優待券は2015年度上期発行分から新しい株主優待券に変更されており、以前より便利になりました。
主な変更点
- 搭乗日当日の株主優待券回収が不要
- 株主優待番号などを事前にANA SKY WEBで登録
- Skipサービスが利用可能
変更によるメリット
- 株主優待番号と登録用パスワードが分かればオンライン上で登録が完了するのでヤフオクなどで購入後すぐに株主優待登録が可能になり、当日の便も往復運賃より安い株主優待割引運賃が使える。
- 搭乗日当日に株主優待券を忘れたために普通運賃を払わざるをえない状況を回避できるようになった。
- Skipサービスが利用できるので空港カウンターに寄る必要がない
ANA株主優待券の調達方法
ANA株主優待券はANAホールディングスの株式を所有する人に与えられる株主優待です。株主の方はもちろん、チケットショップやヤフオクで入手した方も同様に使うことができます。
主な調達方法は
- ANA HDの株式を現物取引で購入する
- チケットショップで購入する
- ヤフオクなどオークションサイトで落札する
の3種類。
ANA HDの株式を現物取引で購入する
資金に相当の余裕があり、ANA HDの株式を購入することができる方は証券会社で株式を購入することもできます。ですが権利確定日や株主優待の発送時期など購入してから手に入れるまで相当な時間がかかりますのであまり現実的ではありません。
しかも1000株を購入してやっと1枚ですから、株主優待目当てで株を買う方は少ないでしょう。
チケットショップで購入する
やはり一番手軽なのはチケットショップでの購入です。特に首都圏にお住まい、お勤めの方なら自宅や勤務先の近く、駅の近くなどで手に入れることができるでしょう。株主優待券は取引量も多いので、数枚購入する程度なら在庫の心配も少ないと思われます。
ヤフオクなどオークションサイトで落札する
ヤフオクを普段から利用されている方ならヤフオクで落札するのが一番便利でしょう。ネットバンキングやTポイントで即時払いや、コンビニ払いに対応していることがほとんどです。
一括して10枚や20枚など多数購入する場合もヤフオクの場合は単価が下がることがありますので、要チェックです。
非常に便利なヤフオクですが、オークションならではの注意点があります。
ヤフオクでANA株主優待券を落札するときの注意点
- 原則クレジットカード払いは不可
- 価格が落札時期・需給の関係など様々な理由で流動的
- 取引ナビ上で株主優待番号と登録用パスワードを連絡してくれるかどうかは出品者次第
- 出品者の評価を慎重に確認する必要がある
ヤフオクで株主優待券を買う場合はこの4つのポイントに気をつけましょう。
特に搭乗日当日や前日など急遽株主優待券が必要な場合、出品者の方が必ずしもすぐに番号を通知できる状態かわかりません。事前に質問欄から確認するか、チケットショップで購入するなど安全な方法をとりましょう。
ANA株主優待券の使い方
それではANA株主優待券を実際に使ってみましょう。主な流れは次の通りです。
- 株主優待割引運賃の航空券を予約
- 予約した航空券を購入
- 事前に座席指定
- 株主優待番号と登録用パスワードを登録
1. 〜 3. まではその他の運賃と同じなので割愛します。
- ANA国内線予約確認画面を開きます
-
株主優待予約済みの 詳細 を選択します
-
株主優待券を使いたい旅程で 株主優待番号登録 をクリック
- 株主優待券に印刷されている ①株主優待番号 と ②登録用パスワード を入力し、株主優待利用に関する注意事項に同意して 次へ をクリック
- 確認ダイアログで表示されるので OK をクリック
-
株主優待番号登録完了の画面が表示されれば正常に終了しています。
-
予約詳細画面を見ると、ご搭乗にはSkipをご利用下さい と表示されており、搭乗日当日はANAカード、マイレージカード、2次元バーコードなどでSkipサービスが利用できるので、空港カウンターに寄る必要はありません。
まとめ
株主優待割引運賃はうまく使えば、非常にオトクに使うことが可能です。ANA SFC修行僧の方で、すべての国内線を株主優待割引運賃で予約しようとしている方がいらっしゃいますが、全部を株主優待割引運賃にする必要はありません。
予定が確定してい変更する可能性が低ければ、プレミアム旅割28などより安い運賃を選択することが可能です。特にオフシーズンの片道の運賃差は約6,000円、往復で12,000円、株主優待券の購入費用2枚で9,000円とすると、プレミアム旅割28と比較して全体で21,000円も高い金額となってしまいます。
ですから仕事などの都合で変更の可能性が残る日程はプレミアム株主優待割引運賃で購入し、確定した日程はプレミアム旅割28で購入する、などですね。
また個人的に一番オトクだと思う使い方は、搭乗日当日や前日に急に飛行機に乗らなければいけない場合です。特割でも購入可能ですが便によっては株主優待の方が安く、当日の急な変更も無料で可能な株主優待券に分があるでしょう。
また特典航空券も3日前以降は予約できませんから、搭乗3日前〜当日が株主優待割引運賃の使い所かと(^o^)
